岡山県でお家の壁のひび割れにお困りの方必見!外壁の種類とひび割れ補修とは?

外壁 ひび割れ 解説
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お家の外壁は、長く住み続けるために非常に重要な部分です。しかし、外壁の素材によってはひび割れや劣化が起こりやすく、適切なメンテナンスが必要です。この記事では、塗装のプロが「サイディングボード」と「モルタル壁」という代表的な外壁の種類について解説し、それぞれのひび割れ対策やメンテナンス方法を詳しくご紹介します。外壁選びや修繕を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

住宅の外壁の種類について:サイディングボードとモルタル壁【初心者向け】

外壁 種類 解説

住宅の外壁には大きく分けて二種類の素材があります。それが「サイディングボード」と「モルタル壁」です。

サイディングボード

サイディングボードは、主に洋風建築で使用される外壁材で、2000年頃から日本でも一般的に使われるようになりました。このタイプの外壁は、耐久性が高く、デザインのバリエーションが豊富なため、多くの新築住宅で採用されています。また、施工が比較的容易であり、工期が短縮できる点も特徴の一つです。

モルタル壁

一方、モルタル壁は伝統的な外壁材で、主に和風建築や古い住宅で見られます。モルタルはセメントや砂などを混ぜて作られ、手作業で塗り重ねて仕上げるため、独特の風合いと重厚感が特徴です。耐久性は高いものの、施工には手間がかかり、メンテナンスが必要になることがあります。

それぞれの外壁には異なる特徴とメリットがあります。お家のリフォームや外壁塗装を検討される際には、これらの違いを理解した上で、最適な方法を選ぶことが重要です。私たちの会社では、どちらの外壁にも対応した適切な塗装方法を提案し、お客様のご要望にお応えします。

サイディングボードのシーリングとそのひび割れについて

サイディングボード シーリング

サイディングボードのシーリングとは?

まず、サイディングボードの外壁には繋ぎ目があり、その部分にゴムのような素材が使われているのに気づく方も多いでしょう。この部分が「コーキング」や「シーリング」と呼ばれます。シーリング材は、外壁の美観を保つだけでなく、雨水の侵入を防ぐという重要な役割を担っているのです。

シーリングのひび割れと漏水リスク

シーリングにひび割れが見られると、「すぐに漏水してしまうのでは?」と心配される方もいらっしゃるでしょう。しかしながら、実際には少々のひび割れができたからといって、すぐに漏水が発生するわけではありません。シーリング材は、ある程度のひび割れや劣化にも耐えられるように設計されているのです。それでも、ひび割れを放置してしまうと、やがて水が建物内部に浸入するリスクが高まります。したがって、定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。

シーリングの役割と地震への対応

シーリング材は、単に水を防ぐだけでなく、地震などの際にサイディングボードが割れるのを防ぐ役割も持っています。建物が揺れたときに、シーリング材がその歪みを吸収することで、サイディングボード自体の破損を防ぎ、建物全体の耐久性を保つことができるのです。このため、シーリングがひび割れることは、ある意味では建物が外部の力から守られている証拠とも言えます。

シーリング材の種類について

シーリング 解説

シーリング材にはさまざまな種類がありますが、一般的に使用されるのは以下の三つです。

1. ポリウレタンシール

高い伸縮性と耐久性を持ち、外壁や屋根の接合部に使用されます。
耐用年数は平均5~10年です。

ウレタンシーリング材
出典:サンスター

2. 変性シリコン

耐候性が非常に高く、紫外線や雨風に強いことから、屋外での使用に適しています。さらに、塗装の上からも使用できるため、美観を損なわない点が評価されています。
耐用年数は平均10~15年です。

変性シリコン材

3. アクリルシール

主に内装で使用されるシーリング材で、柔軟性を保ちながら硬化します。ただし、外壁など過酷な条件下ではあまり使われません。
耐用年数は平均5年ほどです。

これらのシーリング材には、一液材(空気で乾燥するもの)と二液材(硬化剤を混ぜて硬化させるもの)の二種類があり、それぞれ特徴と用途が異なります。

アクリルコーキング材

建築以外にもさまざまな用途で使用されるシーリング材が存在します。
詳細について、気になる事がある方は一度お問合せください。

シーリング材の選び方

シーリング材は、建物の美観と耐久性を保つために欠かせない重要な要素です。ひび割れが発生した場合は、早めに専門家に点検を依頼し、必要に応じて修繕することが、建物の寿命を延ばすために非常に重要です。また、シーリング材の種類や特徴を理解することで、適切な選択ができるようになります。したがって、専門家と相談しながら最適なシーリング材を選ぶことで、建物を長く守ることができるでしょう。

もし、サイディングボードのシーリングや外壁のメンテナンスについてお悩みがありましたら、ぜひ株式会社中国リフォームサービスにご相談ください。当社は、地元で信頼される住宅リフォームの専門家として、皆様のお住まいを長持ちさせるお手伝いをいたします。井原市およびその周辺地域での外壁塗装やメンテナンスに関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

サイディング壁のコーキング以外の割れについて

サイディングボード ひび割れ 注意

サイディングボードの構造とその弱点

サイディングボードは、外壁材として非常に普及しており、その表面は水に強く、外部からの雨や風に対して優れた耐久性を持っています。しかし、サイディングボードの内部は、セメントや繊維質を混ぜた素材で構成されており、湿気や水に弱いという弱点があります。外側は強固でも、内部がダメージを受けることで問題が発生する可能性があるのです。

コーキング以外の割れが及ぼすリスク

サイディングボードにおいて、コーキング部分は当然重要ですが、それ以外の部分に割れが生じることも深刻な問題を引き起こす可能性があります。割れが放置されると、そこから水分が内部に浸入し、サイディングボードの内部構造を劣化させる原因となります。特に、セメントや繊維質の部分は水を吸収しやすいため、一度水が入ると乾燥しにくく、ボード全体の耐久性を著しく損なうリスクが高まります。

早めの対処が必要な理由

もし、サイディングボードにコーキング以外の部分で割れが見つかった場合は、早急に対処することが非常に重要です。割れから浸入した水分は、ボードの内部でカビや腐食を引き起こし、さらには建物全体の劣化を加速させる恐れがあります。また、割れが広がることで、修繕のコストが増大することも考えられます。

まとめ:割れを見つけたら早めの対応を

サイディングボードのコーキング以外の部分で割れが発生した場合、すぐに専門家に相談し、適切な修繕を行うことが建物の寿命を延ばすために不可欠です。表面だけでなく、内部の状態にも注意を払うことで、長期的に安心して住み続けることができます。

モルタル壁のひび割れとメンテナンスの重要性

モルタル壁 ひび割れ

住宅の外壁に使用される素材の中でも、モルタル壁はその独特の風合いと耐久性から多くの家で採用されています。しかし、モルタル壁にはサイディングボードと比べてひび割れが起きやすいという特性があります。これは、モルタル壁の構造的な性質によるもので、建物の動きや外部からの衝撃に対して柔軟性が少ないためです。

モルタル壁にも、サイディングボードのように目地(繋ぎ目)と呼ばれる部分がありますが、サイディングボードの目地がシーリング材でしっかりと保護されているのに対し、モルタル壁の目地はわずかに窪んでいるだけで、それほどの保護機能を持っていません。このため、モルタル壁では目地以外の部分にひび割れが生じやすいのです。

ひび割れは、その幅によってさまざまな種類に分類されます。例えば、幅0.3ミリ以下の細いひび割れは「ヘアークラック」と呼ばれ、構造に大きな影響を与えない場合もありますが、見た目の問題や防水性の低下が懸念されます。一方で、1センチ以上の大きなひび割れが発生すると、構造的な問題が生じる可能性があり、早急な修理が必要です。

さらに、モルタル壁は水に対して比較的強い素材であるものの、長期的な耐久性には限界があります。モルタルは水分を吸収しやすく、湿気が壁内にこもることでカビや苔の発生原因となることが多いです。このため、外壁の状態を定期的にチェックし、必要に応じて補修や再塗装を行うことが大切です。

モルタル壁が剥がれたり、大きなひび割れが生じた場合、その補修には高額な費用がかかることがあります。特に、劣化が進行してからの修理は時間とコストがかさむため、早めのメンテナンスが結果的にコストを抑えることにつながります。

総じて、モルタル壁のひび割れは、見逃されがちですが、放置すると大きな問題に発展する可能性があります。住宅の外壁は、見た目だけでなく、家全体の保護機能を担っているため、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことが重要です。

サイディング壁のコーキングやモルタル壁のひび割れに関するFAQ

Q1. サイディングボードのコーキング(シーリング)のひび割れは、どのくらいの頻度で発生しますか?

A1.コーキングのひび割れは、施工品質やシーリング材の種類、気候条件によって異なりますが、通常5~10年程度で劣化が始まることが多いです。定期的な点検が推奨されており、ひび割れや劣化が見つかった場合は、早めに補修を行うのが最善です。

Q2. サイディングボードのコーキング部分が割れてしまった場合、すぐに漏水のリスクがあるのでしょうか?

A2.コーキング部分にひび割れが生じても、すぐに漏水するわけではありません。しかし、放置すると雨水が浸入し、やがて建物の内部に影響を与えるリスクが高まります。少しのひび割れであっても早期の補修が建物の耐久性を守るために大切です。

Q3. サイディングボード自体の割れとコーキングのひび割れでは、どちらがより深刻ですか?

A3.サイディングボード自体の割れは、コーキングのひび割れよりも深刻な問題です。ボードが割れていると、内部への水の浸入が直接的に起こる可能性があり、建物全体の劣化が加速します。どちらも修理が必要ですが、特にボード自体の割れは迅速な対応が求められます。

Q4.モルタル壁のひび割れが発生する原因は何ですか?

A4.モルタル壁はセメントを主成分としており、温度変化や揺れに対して脆い特性があります。地震や風の揺れ、さらには気温の変動による膨張や収縮が原因で、ひび割れが発生しやすくなります。モルタル壁のひび割れを発見した場合、早期の修理が重要です。

Q5. モルタル壁のひび割れを放置するとどうなりますか?

A5.モルタル壁のひび割れを放置すると、雨水や湿気が浸入して建物内部の腐食やカビの発生を招く恐れがあります。さらに、建物の構造部分にダメージを与え、耐久性が著しく低下する可能性もあります。小さなひび割れであっても早めに修理することが、建物を守るために大切です。

Q6. サイディングボードとモルタル壁、どちらがメンテナンスに手間がかかりますか?

A6.モルタル壁はサイディングボードに比べてひび割れが発生しやすく、特に気温の変化や揺れに敏感なため、より頻繁な点検とメンテナンスが必要です。サイディングボードはコーキング部分のメンテナンスが主であり、定期的なシーリングの補修が必要ですが、耐候性に優れています。どちらの壁材も、定期的なメンテナンスを行うことが建物の寿命を延ばす秘訣です。

Q7. ひび割れが見つかった場合、どれくらい早く修理を依頼するべきですか?

A7.ひび割れは、早めに対処することが建物の保護につながります。特にサイディングボードやモルタル壁は、ひび割れが進行する前に修理を行うことで、内部のダメージを防ぐことが可能です。ひび割れを発見した場合は、放置せずに早めに専門家に相談しましょう。

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